選ばれる理由

2021年11月4日

2021年12月13日

ディテールにこだわった国内随一の品質

現在、日本国内で流通しているジュート製品の多くは、生地の目が粗く、裏面のラミネートも少しゴワゴワしています。
これは決して粗悪なものが出回っているということではなく、そもそもジュート自体がシルクのような高級品とは違い、リーズナブルで“丈夫さ”が特徴の素材だから。
丈夫な代わりに繊維の質は強く荒いので、当然、寝具や衣服などに使用されることはなく、肌触りもそれほど重要視されません。
ですから、インドや中国で安く製品に仕立てられたものが簡単な検品だけを通過して、そのまま販売されているという状況なのです。

しかし、ジュート製のバッグなどの場合、触り心地がまったく気にならないわけではありませんよね。
持ち歩くときに腕や足に触れることもありますし、目が粗く毛羽立っているのは見た目もあまり格好よくありません。
どんなに気軽な素材とはいえ、バッグのように身につけるものなら、毎日使ってもストレスにならないレベルの品質・仕上がりをめざすべきだと私たちは考えます。

そこで弊社は、仕入れ先のバングラデシュの協力会社とともに、ジュート製造工場に何回も足を運び、現場で直接協議。
ジュート生地が一番キレイに見え、かつ、最大限に製造可能な目の細かさを指定して、弊社専用生地として作ってもらっています。

本来、こうしたオーダーメイドの生地は、かなり大量の取引でないと卸してもらえないものです。
しかし、私たちは現地スタッフとの家族ぐるみのお付き合いを通じて、少しずつ信頼していただくことができ、取引を実現するまでに至りました。

先方には時折、日本の他の業者からもお問い合わせがあるそうですが、これまでのところ弊社経由のお取引以外はお断りしてくださっています。
よって2021年現在、日本国内において弊社製品と同等のオーダーメイドジュートバッグは他にはないと私たちは自負しております。

研究された加工技術とデザイン性

弊社は日本でもいち早くジュートに着目し、数年の時間をかけて研究・開発した加工技術により、他社には真似できない独自の製品をお作りしております。
ジュート製品の企画・製造サービスでは、数回の打ち合わせにてアイテムの種類やデザイン、サイズ、副資材、印刷デザインなどの細かい仕様を決め、世界のどこにもないオリジナル品の生産を承ります。

細部まで美しいオリジナルプリント

現在、日本国内で一般的なジュート製品（主にバッグ）へのプリントサービスは、海外で完成された製品を輸入し、お客様自身に印刷データを入稿していただいて印刷を行っています。
この場合、バッグのマチや縫い目のフチに近い箇所には印刷できなかったり、折り目の粗いジュート生地に対して思ったような仕上がりにならず、何度もサンプルを作り直して確認するなどの手間と時間がかかります。

しかし弊社では、自社内に印刷部門を有し、時間をかけて研究した独自の技術により細部まで美しいシルクスクリーン印刷、写真印刷を低コストで実現。
お客様からいただいた印刷データを確認し、イメージ通りにいかない可能性があれば社内でデータを調整してから印刷をするので、プリントで失敗して何度も作り直す必要はありません。また、マチや縫い目に近い部分への印刷もお選びいただけるなど柔軟な対応で、お客様のご要望をかなえる製品づくりをめざしています。

バリエーション豊富な追加加工

海外製造品の場合、現地の市場や生活環境、文化的背景から、日本の実情に合わせた独自仕様（家紋などの独自デザインや、日本の伝統色/柄の組み込みなど）の実現には困難が伴います。
そこで弊社では、日本国内で生産をすることで豊富な追加加工のパターンをご提案。こうして世界に例を見ないオリジナルの仕様が実現できるようになりました。

伝統柄のプリント生地を縫い合わせたり、保冷バッグ仕様にするなど、これまでに製造実績のあるデザインのほか、お客様からご要望があれば、弊社にて取り扱いのない副素材でも試作サンプルをお作りし、本製品を決定していただくという事例も多く手がけております。

また、お取引開始後もその都度、状況に合わせたリニューアルや新規品のご提案など、丁寧かつ柔軟なアフターサービスも弊社製品の強みです。

国内製造だからこそ
小回りのきいたご提案

私たち光陽貿易では、資材として仕入れたジュートを日本国内で製品へと加工し、お客様にご提供しています。
国内製造だからこそ、お客様には次のような価値をお届けできます。

小ロット(50部〜)、分割納品も可能

ジュートの原産国はバングラデシュやインド。
人件費などの事情から一般的には現地で製品に仕立てられたものを輸入するケースが多く、輸送コストがかかるため、従来は小ロットでの調達が難しいとされていました。
しかし国内製造の弊社では、小ロット（50部）からお客様のお望みの仕様による製品をご用意することが可能です。
さらに、発注部数のうち一部のサイズや仕様を変更したり、一括納品で保管場所に困る場合には、生産調整を行いながら分割して納品するなど柔軟にご対応をさせていただいております。

スピーディーな試作品提出・仕様変更

海外の原産国で製品を作る場合、通常、お客様に試作品をご確認いただくまでには2週間～1か月程度の時間を要します。

一方、日本国内にサンプル製作と製造部門を有する弊社では、特殊加工・特殊部材をご希望される場合を除き、概ね2～7日の所要日数でサンプル品をお届けすることができます。
また、生産部門とのスムーズな連携により、ご発注後の急遽の仕様変更や加工の追加にも、できる限り迅速にご対応が可能です。

日本市場の水準で縫製・検針/検品、修理にも対応

海外から製品を輸入した場合、縫製が雑であったり、現地の環境により虫や人毛、縫い糸や端切れといった異物が混入しているケースが見られます。
国内製造の弊社では、縫製においてはバッグの持ち手を複数回の返し縫いで縫い付けるなど、全工程において慎重・丁寧な作業を行います。
完成後は印刷デザインに不備がないか、生地の異物がないかなど全量検針/検品を実施。
製品には素材構成、使用上の注意事項、製造元および連絡先を明示したタグを取り付けて、責任を持って出荷しております。
もちろん、万が一不合格品があった場合には速やかに良品に代えてお届けいたします。
さらに、ご要望があれば持ち手やマチなどの修理にも対応するなど、安心してお使いいただけるよう一貫してサポートする体制を整えています。